HP


HP     Profile     Gallery 

2011/07/29

日本国を産む・古事記

日本は神話の国、その元になる日本の歴史書籍の源に古事記がある。
その書き出しにこうある。

「天地が創造し、7代の神が交代し、最後にイザナギとイザナミが生まれた。
・・・中略・・・イザナギが黄泉の国(死霊の国)から帰ってきて、
穢れた身体を川の中で禊(みそぎ)を行なう。
左の目を洗って天照大御神(アマテラスオオミカミ)を産み、
右目を洗って月読命(ツクヨミノミコト)、
鼻を洗って須佐之男命(スサノオノミコト)を産む」とあります。


即ち、日本国は水の中で国づくりが行なわれたことになります。
正に、「水の国・日本」の原点が此処にあります。

水が喉をうるおすためのものだけでなく、身を清め、体を鍛えるため、
敬い尊ぶものとして水が日本民族の中に確立されている所以がしっかりと明記されています。

従って現在においても神事に欠かせない水、
庶民に受け継がれている文化にも水は欠かすことが出来ません。
日本民族の本質には「水」があるのです。

「水と私」と言うテーマで考えてみましょう。