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2011/07/17

みんな水の中

私達が日頃見ているもの達、木、石、草、風、地、等に
水を認識して見てはいません。

しかしそれらにはしっかりと水が含まれています。
だからそれらは形を保っていられます。

石に含まれている水分を高速遠心分離機で取り除いたら、
その石は砂になってしまいます。

この地球上にある物質はすべて水にたっぷりと浸かっているのです。

「みんな水の中」この水が変化することで、その物が変容していく、
即ちひびが入ったり、割れたり、枯れたり、腐ったり、壊れたりします。

物事が常に変化することを「無常」と言います。
その変化する様子が時の流れではないだろうか?

時は水が変化すること。だから、この地球は一時も休まず変化し続けている。
時をつくる水が変化変容しなくなったら時が止まる。それは死である。
水は一瞬たりとも同じ状態でありません。

即ち、水は時の極である刹那を表しながら命を生かすものなのです。