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2012/01/09

レオナルド・ダビンチを想う (2)

ダ・ビンチの代表作「モナリザ」も「最後の晩餐」も「岩窟の聖母」も
どの作品も背景には水が流れています。
何故水が高い山から流れている風景を好んで描いたのでしょう。
モナリザの髪のカールも水の動きをスケッチして描かれているようです。

水の素描が沢山残されていて、
川辺で水の流れて行く様子を描いています。
流れる水が棒や板切れの抵抗にあい、どのように渦を巻いて、
抵抗から逃れているのかを克明に描いているのが面白い。

私の流水紋はダ・ビンチが興味を持ったその水の流れを捉まえています。
だからダ・ビンチは私の流水紋をきっと見たがっているはずです。 
ダ・ビンチが描いた小さな水流から大きな流れになり、
ついには大洪水になって岩や家まで飲み込んでいる画は迫力があります。
そして水に関する記述も沢山残っています。
その中で「水は自然の馭者である」「水は時と共に万物を変化していく」など等と書いている。

私は「水は生命の馭者である」と「水は時を創る」と書きたいのですが・・・?。