自然界の営みは「種の保存」で秩序を保っています。
これは地球という生命体が命を永遠に生かし続けようという意志の現れでしょう。
それぞれの物質はいまを生きて、死に至りますが、
その結果の死が他を生かす元になっている。
いのちの循環が永遠のいのちに繋がる。
それぞれの無作為の行為がいのちを生かす働きとなって未来に貢献している。
水の働きの中にその「徳」(他のいのちを生かす行為)を見つけることができる。
「徳」こそ生きるものにとっての最高の行いです。
天と地の間にあって水と人は「徳」で結ばれている。
「徳」特に「陰徳」を積む行いが美しい。
命を生む水、雨が降り注ぐ Photo:Yu Nozaki |